「BURN THE WITCH」と「BLEACH」の関係性を、世界観や時系列の関係から紹介。繋がりや共通点、異なる点もまとめているので、両作品のファンの方はぜひご覧になってください。
BLEACHとの繋がり・共通点
同じ世界に属する、東西の関係
「BURN THE WITCH」の世界は『西梢局』という尸魂界の西側にあたると作中で判明。一方BLEACHは、尸魂界の東梢局に属していることから、2つの世界は同一空間に存在することが分かっています。
BURN THE WITCH | BLEACH | |
---|---|---|
呼称 | 西梢局 (ウエスト・ブランチ) | 東梢局 (とうしょうきょく) |
時系列はほぼ同じ。BLEACH最終回から2年後
2018年に発売されたイラスト集『BLEACHイラスト集 JET』では、バーンザウィッチが「BLEACH最終回時点から2年後の物語」だと明かされました。
つまり、どちらも舞台は21世紀。両作品の時系列に大きな差はありません。
BLEACHと異なる点・設定
微妙に設定が異なる
両作品は同じ尸魂界に属しているため、基本的な設定は同じ。しかし、BLEACHでいう『死神』が『魔女・魔法使い』に置き換わるなど、以下のように細かな違いがあります。
異なる点 | BURN THE WITCH | BLEACH |
---|---|---|
管理機関 | ウイング・バインド(WB) | 護廷十三隊 |
管理者 | 魔女・魔法使い | 死神 |
尸魂界での位置 | 西梢局 | 東梢局 |
魂魄の循環先 | 現世の裏世界 | 死後の世界 |
詠唱結果 | 魔法 | 鬼道 |
敵となる対象も異なる
BLEACHでは、虚が明確な敵対象として描かれていましたが、バーンザウィッチではダークドラゴンに置き換わっていました。
異なる点 | BURN THE WITCH | BLEACH |
---|---|---|
管理対象 | ドラゴン | 霊 |
無害の管理対象 | ライトドラゴン | 整(プラス) |
敵となる管理対象 | ダークドラゴン | 虚(ホロウ) |
今後BLEACHキャラの登場はあり得るのか?
設定が複雑化するため、おそらく登場しない
今後、バーンザウィッチの物語にBLEACHのキャラが登場する可能性がファンの間で囁かれていますが、登場する可能性は低いでしょう。
というのも、死神が登場すると物語の設定が複雑化するからです。例えば、BLEACHのキャラがドラゴンを討伐した場合、魂魄の循環はどうなりますか?
このあたりの回答を久保先生は用意すると思いますが、説明が複雑になる上に、バーンザウィッチのストーリーには正直関係ありません。
久保先生は意図的に話を切り捨てる
また、久保先生はバーンザウィッチのインタビューで、「BLEACHでは西梢局の話を切り捨てた。訳が分からなくなるため」と発言されていました。
それぞれの物語に干渉しすぎると、設定に無理が生じるのだと思われます。BLEACHのキャラが今後深く関わることはないでしょう。
「BLEACH」だけでもけっこう壮大な話になっていたので、劇中で西梢局にも触れたらわけがわからなくなるなと思って、本編では切り捨てていて。それを今回引っ張り出してきた形です。
久保帯人先生のインタビューより引用。
隠れキャラとしての登場はあり得るかも
一方で、漫画1コマなどに一瞬だけ登場するなどの可能性はありそうです。単純にファンサービスになりますし、物語にも影響がありません。
実際、一護の妹「黒崎遊子(ゆず)」は、バーンザウィッチに登場したかもと言われています。バーンザウィッチ1話にて、柚子を落とす女性が描かれていたからです。
舞台はロンドンにもかかわらず、「柚子」に加え日本人を思わせる「ネギ」が描かれています。
このように、物語に関係ない範囲でBLEACHのキャラは登場するのではないでしょうか。今後は些細な1コマも楽しみです。